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全身麻酔の術前に血ガス検査は肺機能検査の代わり

整形外科などで全身麻酔手術をするとき、肺機能検査をせず、血ガスだけでもいいから病名必要かと聞かれました。
新型コロナウイルス感染症もあるので、呼吸機能検査の代わりに (肺機能検査は 息とかつば、体液がつくから感染症のリスクあるから)血ガスを行う。
全身麻酔前の血ガスは全身麻酔前スクリーニングとして、病名は不要か?何も書かなくていいか?
麻酔科の先生がそういってたと。新型コロナ特例?

コロナのなにかしらの文献にあれば、何も書かなくてもいいような気がする。

ネットで調べるとすぐありました。
以下によると、呼吸器学会の内容ですが、他の手術すべてに当てはめても問題ない気がします。
(無資格の医療事務なのでそこんとこわかりませんが、理系脳で当てはめて考えてやってます)

https://jacsurg.gr.jp/info/archives/news202004_12.html
COVID-19感染流行期における呼吸器外科手術の術前肺機能(スパイロトリー)検査に関する提言
2020年4月23日

に載っていました、
新型コロナが発生してすぐ案内が出ていたんですね。
もう一年以上立っているので、全科の常識としていいと思いますが。(術前スクリーニングPCRも初めは口腔外科学会かが言い出して常識化しましたから

1呼吸器外科手術の術前には肺機能検査を実施しておく事が望ましい。

2以下の3つの条件を満たす場合、術前の呼吸機能検査を省略できる可能性がある。

 2-1臨床所見:日常的に運動制限がなく、激しい運動をした時だけ息切れがある(mRMC0相当)。

 2-2検査所見:血ガス分析や経皮的酸素飽和度測定で酸素化能に問題なく、胸部CT肺野条件で肺機能低下を示唆する所見がない。

 2-3術式:予定肺切除量が少ない(部分切除や単一区域切除など)、あるいは肺切除を伴わない(胸壁や縦隔など)手術である。

3肺機能検査を行う場合は、問診・臨床症状等でCOVID-19感染を除外しておく。COVID-19感 染を疑う場合や感染が蔓延している地域では、胸部CTやPCR検査などで可能な限りCOVID-19感染を除外しておくことが望まれる。

クリニックではバンバン算定。院内トリアージはCOVID19検査をしていなくても算定できる情報

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